空っぽのガチャがつないだ、静かな恋

受験に躓いた冬、何も出てこないガチャが二人を出会わせる。

その偶然を、気まずさや苦笑いで描写される距離感が心地いいです。

浪人生の不安、焦りといった感情から生まれる会話や沈黙が、少しずつ恋が育っていると感じます。

空っぽだったはずのカプセルが、最後にでてくるのも微笑ましいです。