投稿後の反応
小説を投稿した次の日の夜、私はサイトに訪れ、自身の作品に対する反応を見に来ました。初めての投稿ではあったものの、予想以上の反応が送られていました。『面白い』や『考察しがいがある』など、肯定的な反応が多かったです。私は嬉しくて、様々な反応に目を通しました。すると、その中に一つ気になるものがありました。
『連絡先にメールを送信しました。ご確認よろしくお願いします。』
勿論、リアリティを意識して作ったフィクションです。メールアドレスも架空で、存在しないものです。この投稿者はノンフィクションと間違えてしまったのかもしれません。あるいは、悪ふざけで送っただけかもしれません。しかし、ここで万が一、これはモキュメンタリーだと説明してしまうと、別の投稿者も見ているため、興が削がれるのではないかと思いました。そのため、私は敢えてそのコメントには触れませんでした。
よって、この投稿に対し、私はあまり不信感を抱かず、その日はそのままサイトを閉じました。
さらに次の日が経ちました。前日の反響と比べ、落ち着き気味ではありましたが、数々の反応が送られてきていました。例の反応のことはすっかり忘れて、私はまた寄せられた反応を見ました。すると、またもや気になるコメントがありました。
『前日、メールアドレスにてご連絡しました。ご確認頂けましたか。』
私はこのコメントを送った人物が前日コメントしてきた人と同一人物であるとわかりました。流石に、訂正を入れた方がいいと思い、私はコメントを打ちました。
『作品をご覧いただきありがとうございます。こちら、「モキュメンタリーホラー」というフィクション作品でs…』
途中まで打っていて、ふと、違和感を感じました。この投稿者は、「メールアドレスにてご連絡しました。」と言っていました。しかし、記載のメールアドレスは架空、つまり、存在しないメールアドレスです。そこにどうやって送信をしたのでしょうか。本来なら、エラーとなり、送れないはず。あるいはそのまま破棄されるものだと思います。この投稿者は本当にメールを送ったのでしょうか。
数々の疑問が思い浮かび、やがて、私はある行動をしようと思いました。それは良くないことだと思いましたが、好奇心は止められませんでした。
こちらはモキュメンタリーホラーです。 ぐうたら者 @gutaramono
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