ランナウェイ

久しぶりの帰省。
廃線寸前の鉄道、寂れた商店街。
そんな郷愁を誘う風景の中に、異質な存在感を放つ彼らはいた。

何やら困っている様子の男女。
主人公は親切心から手を差し伸べる。
二人は何度も頭を下げて感謝していた――

穏やかな田舎の、代わり映えしない一日になるはずだった。

ぞくりともした。
けれど同時に“エール”を送りたくもなった。
真相は謎だけれども。