「苗字」が世界を変える。緻密な設定×異能×政争バトルに引き込まれる!

設定がとにかく面白い。
苗字に含まれる漢字の意味が異能の元になるという発想がユニークで、
登場人物の名前がそのまま“伏線”になるのが魅力です。

たとえば、キャラが登場しただけで、
「この名前、どう解釈される?」「どんな能力が来る?」と考えてしまう──
**“能力×ネーミングのミステリ感”**が随所にちりばめられていて、
ただの異能バトルでは終わりません。

そして、何よりも主人公の能力設定が秀逸。
ある条件下では「完全に気配を消せる」のに、
逆に“カメラ越し”などでは可視化されてしまう……という、
逆転のトリックのような能力。
対人戦だけでなく、政治・諜報・暗殺など広い舞台で活かされており、
スパイもの的な緊張感も味わえます。

物語は、覚醒者が犯罪や国家利用の道具として扱われる社会を背景に、
法整備や政敵の排除など、現実的な政治の陰謀とリンクしていきます。
異能×国家というスケール感がたまりません。

果たして、主人公は目的を達することができるのか?
それともより大きな陰謀に飲み込まれていくのか──?

シリアスな現代異能もの、緻密な設定が好きな方にぜひおすすめです。