第三話 いきなり戦闘って…そりゃ無理だろ!!

将司は爽やかな風に頬を撫でられ、目をさました――


「ここは…どこだ?」

周りを見渡すと一面が草原になっている。


その風景を見ながら異世界に転生させられた事を思い出した。



俺の今の状態は?



ボーっと考える将司の前にステータス画面が現れる――



異世界転生って…

ゲームみたいだな。


思いながら自分のステータスを確認した。


名前 :業田将司―ゴウダ マサシ―

年齢 :18

性別 :男

職業 :無職

レベル :カンスト!鉄壁のニート!!

HP :生きてるだけで偉いと思うよ(ドンマイ)

MP :馬鹿に魔法は必要無いでしょ

力 :男の癖にって感じ

素早さ :三輪車に跳ねられる奴に期待出来ない

賢さ :馬鹿

魅力 :数値にすると悲しいから敢えて言わない

スキル :スキルメーカー(考えたスキルを付与出来る。効果時間はMP次第)


……

………


なんだこれ?

あの女神(糞)の世界だからか?

雑過ぎる――

つかほぼ悪口じゃねぇか!!



…って、スキルメーカー!?

あの女神(手抜き)の野郎!!

チートスキル付与を本当に俺にぶん投げやがった!!


いや、待てよ……


自分で考えたスキルを作り出せる…


つまり状況に応じて一番適したスキルを作れるスキルじゃんか!!


大当たりだ!!



俺は黙って立ち上がり天を見上げた。


「俺の時代が来たぞーーーーーーーーーーー!!

ハーレムじゃーーーー!! 俺TUEEEEEEEだぁああああああああ!!

テンプレばんざーーーーーーい!!」


あまりの嬉しさに俺は声を上げて喜びを表に出した。



ガサガサッ!


そんな俺の声に反応したのか、スライムが数匹現れた!!


俺は余裕の笑みを浮かべる。


「ふっ…… 初級モンスターめ!! 俺のスキルに恐れおののけ!! ファイヤー・ボール!!」

俺はスライムに手をかざし、火の玉を思い浮かべてスキルを放つ!!



シーン……



うん?


「ファイヤー・ボール!!」

俺はもう一度スキルの名を呼ぶ。



シーン……



「いやいやいや!! おかしいから!! なんだスキルメーカーって!!」


言う俺にスライムの群れが襲い掛かる!!


「っざけんな!!」

俺は女神(糞)に怒鳴りながら逃げ出した!!


スライムの群れは俺を追いかけて来る――


しかし、問題は無い。

俺はレベルだけはカンストしている!!


――が、ニートのレベルがカンストしているという事は当然、体力はもう死んでいると同然だ。


すぐにスライムの群れに囲まれてしまった――


「く……」


シュン!


俺が諦めかけたその時、1本の矢がスライムに直撃した!!

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2026年1月13日 19:00
2026年1月15日 19:00
2026年1月20日 19:00

SKILL-MAKER―チートスキルを選んだはずなのに、それは詐欺だって!― なぎゃなぎ @nagyanagi

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