悟られず怠惰で終わらず

現代日本に近い管理社会へと転生した主人公が、管理の外側へと抜け出すために牙を研いでいくファンタジー作品です。

主人公は中年と呼ばれる程には生きた記憶を持つ、公爵家の五男。

その身に宿すスキルがあまりにも社会から逸脱していたため、籠の鳥として日夜監視の目にさらされます。

自身で気がついた力は、この社会ではあまりにも異物で。

かといって主人公は、一生を監視や実験動物のままで終わるつもりもなくて。

彼は監視者の目を掻い潜り、密かにスキルを高めていきます。

果たして主人公は自由を手に入れることができるのか。

ぜひ読んでみてください。

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