純粋な子供心にどうしても共感しちゃう爆笑エッセイ。
- ★★★ Excellent!!!
本作は、桜森よなが様ご本人が小学二年生だった頃にBL同人誌に出会ってしまったときの出来事を描いたエッセイです。
お題の「未知」をその角度から攻めるか、と思わず笑みが溢れてしまいました。
いわゆる「腐女子」ばかりのご家庭という時点で面白いですね。人の家族をそんなに笑っていいのかと思うけど。フィクションかと見紛ってしまうような家族構成です。
小さな子供時代に表出する感情がリアルすぎて、凄く共感してしまいました。僕は性的な描写は今でも苦手ですし……。知識に疎いもので、「ノンケ」という日本語も本作で初めて知りました。またひとつ賢くなりました(笑)。
本作を読めばあなたも「エッセイってこんなに自由なんだ~!」と感じることでしょう。
何も考えずに笑いたいときにオススメです!