僕も新撰組が好きで、色々と読みましたが、今回は、山南を主役に据えての哀しき物語とは…斬新で驚きました。しかも、死んだ息子が語り部として淡々と呟くお話は、まるで怪談映画を観ているようで面白かったです。
グラフィックデザイナーとして社会に出て、今は、コンサルタント会社を経営しながら、小説を書いています。 嫁さんはイラストレーターです。
サンナンさんの物語だ!↓え?三人称視点?↓え?ホラー?という感じに序盤からこれでもかと感情を揺さぶってきます。なぜサンナンさんは死ななければならなかったのか。それの1つの解を出しつ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(100文字)
山南敬助の死を巡る物語。息子の魂が宿り体は蘇る。どんな物語かは読んでもらえば分かります。是非手に取ってみてください。引き込まれます!
新撰組の副長であった山南敬助、そして初恋の相手との間に生まれた子供・要助。水子となった子供の目線で語られる、もうひとつの新撰組の物語。筆者の幕末維新における史料の徹底した分析と深い考察、そこの根底…続きを読む
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