銀髪の宇宙人転校生が、隣の席で懐いている

銀髪の転校生・星宮しずくは、宇宙人だ。
――もっとも、それを知っているのは彼女だけ。

距離の測り方を知らず、予定を確認せず、
当たり前のように隣に座り、当たり前のように一緒に帰る。

朝倉は、ただ最初に話しかけただけのクラスメイトだったはずなのに、
いつの間にか彼女の「基準」になっていた。

休日のゲーセン、噂になるぬいぐるみ、
そして教室で広がる誤解と視線。

これは、
恋になる前の、名前のつかない関係を描く
少しズレた距離感から始まる日常系ラブコメ。