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概要
――二人とも死にたくないから、世界にケンカ売ります。
ブラック企業で寿命を削りまくっていたある日、
気づいたら俺は、見知らぬ砦のベッドで目を覚ました。
この世界では、ひとりひとりに「寿命口座」がある──。
残高がゼロになったら、そこでゲームオーバー。
……本来は、それで話が終わるはずだった。
なのに俺だけ、
• 他人の寿命残高が見えて
• 自分の口座を経由して、他人の寿命を動かせる
という、地味だけどわりと最悪なチートを持っていた。
攻撃スキルなし。勇者でも賢者でもない。
そんな俺に与えられた役目は――
「余命マイナス」で生まれた王女様の《バフ係》だった。
前線で無双する聖騎士姫リシア。
けどその命は、放っておけば即アウト。
俺が寿命でバフをかけ続けない限り、生きていけない。
バフを盛れば盛るほど、どこかの誰かの寿命が削れる。
気づいたら俺は、見知らぬ砦のベッドで目を覚ました。
この世界では、ひとりひとりに「寿命口座」がある──。
残高がゼロになったら、そこでゲームオーバー。
……本来は、それで話が終わるはずだった。
なのに俺だけ、
• 他人の寿命残高が見えて
• 自分の口座を経由して、他人の寿命を動かせる
という、地味だけどわりと最悪なチートを持っていた。
攻撃スキルなし。勇者でも賢者でもない。
そんな俺に与えられた役目は――
「余命マイナス」で生まれた王女様の《バフ係》だった。
前線で無双する聖騎士姫リシア。
けどその命は、放っておけば即アウト。
俺が寿命でバフをかけ続けない限り、生きていけない。
バフを盛れば盛るほど、どこかの誰かの寿命が削れる。
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