今度こそ大好きな彼を助ける――そう願って

大切だった人が死んでしまった。もしもやり直すチャンスがあるのなら?

未来を知っている、自分だからこそ助けられるはず。
思い出の人、勇太を失う前に戻った主人公の陽菜は、その想いを胸に行動を開始します。
ところが過去に戻ったはずなのに、なぜか陽菜の知らない人物――蓮が彼女の友人として傍にいて。

二人で協力しながら、過去を変えようと奔走する日々。
少しずつ、過去にいったい何が起きたのかも明らかになっていき……。

過去に戻って何かを変えたい主人公、そこに覚えのない謎の人物が新たに絡むことにより、この先の物語がどう展開していくのか、全く予想がつかないものになっています。

過去に勇太と付き合っていた陽菜ですが、勇太の命を救うためには彼と別れなければならないと考えます。

大切な人を守るために、自分の大切な過去を諦める。

それでも彼を助けるために涙を堪えて、決断をする陽菜の純粋な気持ちが美しく、
そんな彼女をひたむきに支え続ける、蓮の献身にも好感が持てます。

硝子のようにきらきらした日々。
若さゆえの純粋さと、若さゆえの昏さ。
何気ない日常の一つ一つが眩しくて、ほろ苦くて、読んでいて心がぎゅっとしてしまいます。
果たして、彼女は大切な人を救い、自分の願う結末を迎えることができるのでしょうか。

このレビューを書いている現在の時点では、まだ物語は結末を迎えていません。
気になった方は、ぜひいまから読んでみることをおすすめしたいです!

その他のおすすめレビュー

ぎんさんの他のおすすめレビュー50