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概要
恋なんてしないと思っていた。 あなたの声を聞くまでは。
恋に不器用で、誰かを好きになるたび傷ついてきた雪花。
恋愛から距離を置いて、仕事と日常だけを淡々と過ごしていた。
——あの日、ゲームの中でドイと出会うまでは。
賑やかで、明るくて、
みんなを置いていかない、人の中心にいるような人。
「セツ、次行こっか!」
その声は、何気ないのにあたたかくて。
忘れていたはずの感情が、静かに息を吹き返していく。
恋じゃない。
ただの好きな人でもない。
でも確かに、心が動いた。
これは、
“あなたの声があまりにも優しすぎたから”
始まってしまった恋の物語。
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