タイトルにもあるように、“優しい声”というささいな存在が人の心を動かすきっかけになるというテーマが、この作品を優しく柔らかな恋物語へと導いています。ゆっくりと感情が繋がっていく過程は、息を詰めるような急展開ではなく、読んでいてじんわりと心に沁みるタイプの恋愛です。