まことしやかに囁かれる〝存在しないはずの駅〟都市伝説では済まされない。

東京に張り巡らせれた無数の線路。

そこには様々な噂が存在する。

結界なのか、呪いなのか、あるいは旧帝国陸軍の陰謀が隠されているのか。

無数の人がうごめくその場所に、ナニカが潜んでいるのはきっと間違いないだろう。

そんな都市伝説を下敷きに、物語は進んでいく。

〝存在しないはずの駅〟

〝失踪した夫と赤子〟

真実や結末はいまだ闇の奥底に眠っていて、予想すらつかない。

けれど、知りたい。

得体の知れない好奇心が刺激される、そんな物語。

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