感情を叫ばず、語りで復讐を成し遂げる姿が、かえって冷たく胸をしめつけました。伏線が収束し、最後に明かされる真実が物語全体をより深い悲劇へと変えていきました。
娘と一緒に新しい事に挑戦し始める為に投稿始めました。 よろしくお願いします。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(148文字)
王と王子の描写が的確で憎らしくて良かったです!
吟遊詩人の語りから始まる導入は、どこか昔話のような雰囲気があり、自然と物語の世界へ引き込まれます。物語が進むにつれて、「語ること」が人を惹きつける力であると同時に、生き延びるための手段でもあることが…続きを読む
ミステリー短編とはこうあるべきだ、という姿に今作はまさに当てはまっている。短い物語の中でどれだけ読者に、おっ!?と思わせられるか。それが短い物語の中で2度もあるので、短編とは思われない満足度がある。…続きを読む
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