王と王子の描写が的確で憎らしくて良かったです!
何を書いてもネタバレになりそうなほどにソリッドな短編。一瞬で読めるボリューム感ですが、読後感はかなりの深さです。オススメです。
吟遊詩人の語りから始まる導入は、どこか昔話のような雰囲気があり、自然と物語の世界へ引き込まれます。物語が進むにつれて、「語ること」が人を惹きつける力であると同時に、生き延びるための手段でもあることが…続きを読む
ミステリー短編とはこうあるべきだ、という姿に今作はまさに当てはまっている。短い物語の中でどれだけ読者に、おっ!?と思わせられるか。それが短い物語の中で2度もあるので、短編とは思われない満足度がある。…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(55文字)
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