物語改変が許されない中華ロマンスファンタジーの結末は?
- ★★★ Excellent!!!
中華ファンタジーの悪役令嬢として転生してしまった主人公。彼女はこの物語が、小説『霜葉紅(そうようこう) ―さやけき恋は花より紅(くれない)なり―』の世界だと思い出す。
が、そんな破滅確定の悪女・成書杏(チョン・シューシン)に真っ先に接触してきた人物は、林墨燕(リン・モーイェン)という登場人物として同じく転生した鴇遠リンだった。
悪役が生きてしまうと、物語が改変さてしまう。
それを許さない作者と主人公。華やかな『霜葉紅』の舞台の裏で命懸けの攻防が幕を開けるのです。
どれだけ破滅を回避しようとしても改変はあってはならない――この駆け引きがドキドキで運命に抗おうとする主人公と、思わぬ方向に進んでいく物語。ひとつだけ言えることは、主人公は生前、『霜葉紅』の物語を大好きだった読者であったこと。主人公のある後半のシーンでは、涙が止まりませんでした。
主人公の選択と強い意思によって物語がどういう結末を迎えるのか。そして、誰も予想出来ないエンディングへ。ページを捲る手が止まらなくなるようなそんな中華ロマンスファンタジーの世界を是非ご賞味あれ!