全てに対しやる気を失った主人公の前に現れた少女。二人の出会いから始まり、百合などの言葉では簡単に測れないほど儚くも確かな絆の物語。いつ切れてもおかしくはない細い線で綱渡りを繰り返すような二人。時に破滅的で、時に希望にあふれる物語をご照覧あれ!
最初から明示された終わりに向かって一歩ずつ進んでいく物語これがハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、トゥルーエンドなのか。そのいずれに分類するかアンケートを取ったなら、きっと綺麗に33%ずつに別れるでしょう
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(427文字)
緻密な美しい文章で、二人の関係性が語られていきます。余命三年は確かに重い話だけれど、まずはこの文章を味わって、その先にある「何か」を見つけてほしい。そんな物語です。
冒頭から息が詰まるほど重いのに、言葉選びの巧みさで不思議と読みやすい。重い題材を正面から描き切り、倫理的にハラハラするお話ですがリアルな心理描写が刺さる人は読みましょう。
仕事に追われて心も体も限界なOLと、余命三年を抱えた、綺麗で優等生な女子高生。まったく違う人生を歩んできた二人が、ひょんなことから出会い、“三年”という期限付きで高校生活を送ることになります。この時間の中で、主人公は何を感じて、何を取り戻していくのか。そして、余命が迫った先に待つ結末は――。切なくて優しくて、自然と続きが気になってしまう作品です。
アラサー女が、高校でやり直すお話です!それまでの描写の苦しさが伝わってくるようでした。2人がどうなっていくのか怖いけど、楽しみです!