これは『終わり』から始まる新たな物語――

 憑依型の転生を果たした主人公は、まさかの国家反逆罪で幽閉中の身。
 そんなツミ状態から始まる物語を読んだのが初めてで、掴みから一気に引き込まれました。
 監視役の騎士と親しくなっていく過程や、主人公自身の成長などがしっかり描写されているのに、テンポ良く話が進んでいくので間延びした感じがなく、サクサク読み進める事が出来ます。
 また、基本的に主人公の一人称視点で物語が進むので、脳内での嘆きやツッコミがクスッと笑わせてくれるのも楽しい作品です。
 惜しい点として、せっかくテンポが良いのに、多少の誤字脱字がたまーにあるので、細かい所が気になる神経質なタイプの人は、そういった部分で気が散ってしまうかもしれません。
 面白ければ細かいところは気にしないぜ! という人。
 エンディング後の敵幹部が主人公。という異色設定に惹かれた人。
 ドタバタ楽しい一人称視点の地の文が好きな人には是非おすすめします!

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