不審の連鎖はミイラの呪い? 不幸を止めるために真実を追うホラミス

妻が死んだ。ミイラの一部を握りしめたまま。
不審死を軸として結びついた三人の男たちは、それぞれの方法で情報収集を行う。やがて、バラバラだった事柄は繋がり始め、一同は呪いの真実へと迫っていく――

「1.邪悪な手」では主要人物である沖、黒瀬、亀木それぞれのストーリーが語られます。「第八話 決起①」あたりで物語の方向性が見えてくるので、ぜひ、まずはそこまでを一気に読み進めてほしい作品だと思いました。
謎が起こり、真相を追う過程からはミステリらしいワクワクを感じ、情報が点から線となるシーンではとても爽快感を覚えました。
オカルトの不穏や怖さ、社会の暗部や人の心の狂気的な要素、逆に人情など、見所たっぷりで読めば読むほどに引き込まれました。

このレビューを書かせていただいている「第二十四話 接続④」時点では、物語はまだまだ事件が発生している最中。謎は増え、必要なパーツは揃わないままです。
ここから何がどう繋がって真相に迫っていくのか。これまでに重大な見落としはしていないか。今後の展開が楽しみです!
キャラたちも良い人だったり、憎めなかったり、癖があったりで愛着がわきました。

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