尊敬する珠邑様の作品が面白くないはずがない、と思ってこの作品を開きました。……投稿された初日に。
なんで今更レビュー書いてるねん、てなるところですがそれは本当にすみません。そしてその素晴らしい作品に語彙力の死んでいるレビューで汚してすみません。
レビューが謝罪文になってしまいそうなので、いい加減本当にレビュー文に。
が、ぼくがビビりで解釈違ったらどうしよう恐怖症のため、かなりふわっとしたレビューです。すでに素晴らしいレビューがたくさんありますので……
あのですね。
序盤から一気に引き込まれました。
珠邑様なんだから当然だ。
を超えてきました。
その時近くに家族がいたので、「ねえすごくない!?」と騒いだのを覚えています。
そしてとにかく、続きが気になる。
謎で「え、どゆこと!?」「へ!?」「こいつ怪しいなぁ?」とさらに語彙力が低下する現象が起きるのです。あ、それはぼくだけか。
民俗学、日本神話などよく調べ上げられており、さらに謎解き要素も実に緻密。
加えて、キャラクターもいい。
時々クスッと、させてくれる。三雲・庚午バディ最高です。この作品を読まれた方はかなりこのバディに夢中になったのではないでしょうか。
白玉シリーズ、まにまに王国と同様、文章も流麗で。
珠邑様。
どうやったらそんな完璧な作品が作れるんですか?
レビューしてるのか感想文言ってるのかよくわからないレビューになってしまいましたが。
とにかく。
ご一読ください!!
このエンディングを読んで身悶えない人がいるだろうか。いや、いない(断言)
いきなりエンディング語るとかどうかしとるんかと思われそうですね、すみません。
でもこのラストが私に刺さりすぎちゃったので仕方がない。この最終話を堪能するために最初からぜひ読んでくれと叫びたい!!
とはいえこのレビューを読んでくれたあなたには、もしかしたら最終話はそれほどハマらないかもしれない…人の好みは様々ですし。でも大丈夫です。最終話だけじゃなくおもしろいのは最初からです。間違いなく惹き込まれて続きが気になって止まらなくなります。安心して読み始めてくださいね。
警察もの、ブロマンス、ミステリー、ホラー。ジャンルとしてはこんなところでしょうか。
日本神話の神々の物語を絡め、伏線が緻密に張り巡らされたストーリー展開は毎話を夢中で読めてしまいます。でも私、神様関係の知識がほぼ無いから「ああ、あれが…!!」とはなかなかならないんですけどね。悲しみ。
それでもですよ、真相に辿り着いた瞬間のぞくりとするほどに魅せつけてくる圧倒的な文章力と世界観にとんでもなく痺れます。これは本気でたまらないですよ。
こんなの読んだら次の物語でもお会いしたくなるに決まってるじゃないですか。絶対次に繋げたい作品です。一人でも多くの方に読んでいただきたい!
この作品の本文を読む前に、まずは作品概要をしっかり読むことをオススメする。
その上で本文をある程度読み進め後に、もう一度作品概要を読んでみると、一層深くこの世界に入り込むことができ、それはきっと物語の終わりにも役立つはずである。
さて、主人公である神堂三雲と蛇来庚午の二人で、古い因習の気配がぷんぷん漂う閉鎖された村の事件を解決しに行くのだが、〝謎解き要素〟のタグの通り、主要な登場人物は死人も主人公たちもあんな人やこんな人も、いずれも謎の匂いがぷんぷんしてくる。ちょっとぷんぷん使い過ぎた。反省。
凄惨な事件の謎と、閉鎖的な村の謎が徐々に明らかにされていく中で、三雲と庚午の関係も少しずつ変化していく。
この事件の最後には、果たして何が待ち受けているのか。
是非、え? まじで? などと思いながら最後まで読んでほしい。
霊障絡みの怪死事件の後始末を請け負う警察内部の特殊清掃班に所存する神堂三雲(♂)と、そのバディに任命された蛇来庚午(♂)の物語。
知的でミステリアス。しかし一匹狼の香りが漂う三雲は、純朴で直向きな刑事、庚午とバディを組むことに。
一見上手く行きそうにない二人なのですが、不思議とすぐに距離は縮まり、見事なバディとして成立していきます。
舞台は庚午の故郷でもある閉ざされた山村。
目を覆いたくなるような凄惨な怪死。
村を覆う巨大な堤。
外部からの侵攻を断つための堤は、そのまま村人を逃さぬ檻の役目も担っていて……
張り巡らされた伏線の数々、謎が謎を呼ぶ展開、深山に霧けぶるような世界観。
それらも、もちろん魅力なのですが、なんと言っても登場人物達の会話ややり取り、その所作の中に含まれる言語化されていない「行間」こそが、本作の最大の魅力に感じます!
もうすぐ完結です!
今ならリアタイでこの謎の結末を追いかけられます!
素晴らしい作品ですので、男女問わずぜひオススメしたいです👍️
「どう考えても人間の行ったものではない凶悪犯罪」は、一般の人間であればその痕跡を目視することすらできない――『見える』目をもつ三雲は、そういったオカルト事案を担当する特殊清掃班に所属していた。前置きもなく本部へ招集された彼は、人為的殺人事件と怪異による殺人事件とが同時発生したと思われる蛇来村に派遣されることになる。その際、庚午という蛇来村出身の『見える』刑事と組むよう言い渡されるのだった。
序からグイーッ!と引き込まれました。ものすごく雰囲気のある冒頭から終盤の怪死まで、圧巻でした。
怪死の描写や作者様の知識や技術に裏打ちされた「重さ」と、オカルト物やキャラ文芸的な「軽さ」の両方が一度に味わえる、エンタメに満ちた作品だと感じました。
各話の引きが強かったり、物語が次々と転がっていったりというストーリー面での面白さはもちろん、知的好奇心を刺激される要素もふんだんに盛り込まれていてたまりません。興味が尽きることがありません!
超常がロジカルに語られるため、説得力もすごくありました。本当に特掃班は存在しているかもしれない、この物語は現実を舞台としているんだ……そんなふうに世界観にしっかりと入り込むことができました。
事件の謎、失踪の謎、出奔の謎とどんどん起きるイベントにも興味を引かれるのですが、さりげないエピソードにもヒントが散りばめられているように思えて、ずっと目が離せません。
特に三雲は専門知識を持っている=他のキャラや読者とは違う視点をもっている=どんな知識をどう結びつけて解釈するかわからない(見えている世界が違う)ので、『見える』人間が見えていない人間に何を見せてくれるのか、すごく楽しみです。
また、これから変化していくと思われる三雲と庚午の関係性、そして庚午と皐月の関係性についても気になります。
マンガ化も実写化も似合いそうな、本当に魅力に満ちた作品だと思います。
頼む、読んでくれ、読めばわかる!という気持ち。たくさんの方に読まれてほしいです!!
(※「20.境界」までを読んでのレビューです)