概要
光輝く人生を、魔王と共に。
主人公――松本《まつもと》浩司《こうじ》はニートだ。二十二歳になった彼は、もうすぐ同級生が大学を卒業すると知り絶望する。周りが華々しい生活を送っている中、部屋でアニメを見続ける日々。改めて、自分の惨めさが浮き彫りとなった。『白と黒で構成されたモノトーンな人生で終わるのだ』。人生に劇的な何かを期待してはいけない。浩司は冬の黎明を眺め、そう感じた。しかし、生きていれば良いこともある。普段通り、アニメを見て夜を更かした彼。ベランダの戸を閉め、そのまま床に就いた。……何かがおかしい。金縛りのように身動き一つ取れない。浩司は瞼を上げる。すると、そこには一目見て魔王と分かる少女が、ふてぶてしく腹に座っていたのだ。彼の人生は魔王によって、色鮮やかなものとなる。
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