前世”が運命を揺らす、和風ファンタジーの新境地

壇ノ浦の記憶を抱えたまま、現代に生きる少年たちの物語。
舞台は全国中学校剣道大会。
実力者として名を上げる伊月晃は、決勝戦を前に“どこか懐かしい”天才剣士・眞城と出会う。
その瞬間、胸の奥で眠っていた何かが静かに揺れ始める。

大会を揺るがす魔物の出現、海辺に現れる正体不明の存在、
そして飄々とした神官との邂逅。
日常のすぐ隣に“もうひとつの世界”があることを、晃は少しずつ知っていく。

剣と記憶、兄弟の絆、そして“前世”という謎。
歴史と現代が交差し、少年たちの運命がゆっくりと動き出す。
これは、ひとりの少年が“自分が何者なのか”を探し始める物語。

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