存在しない電話ボックス、受話器から聞こえた声……

小さな集落、墓のそばを通る薄暗い小道。
そこで転んだときには、すぐに右手の人差し指を左足で踏みつけ、「首吊り拳万」——これを十回、一息に繰り返さなくてはいけない。

そうでないと「首吊り女」にさらわれる。

そんな小道で、主人公はある日——。


3000字足らずの短編なのに内容をずいぶんお伝えしてしまいましたが、問題はないと思っています。
緊張感に満ちた1話2話、しかし最終3話では、直前までの緊張とは違う読後感を味わえるのです。


この小道で転んだらどうして「首吊り拳万」などと繰り返さねばならないのか。
「首吊り女」とは何者なのか。
そしてレビュータイトルにつけました「電話ボックス」とそこで聞こえた「声」について。

ぜひお確かめいただきたいです。
ここまで語ってしまった以上、感想をお伝えすることはできません。

——どうぞ、ご覧くださいませ。

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森の道

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