概要
17時間、日本中が見守った報道の鬼、たった一人の娘に間に合わなかった
> 1985年8月12日、日航機墜落。その夜、17時間にわたり日本中が固唾をのんで見守った緊急特番があった。キャスター席にいたのは、その日、局を去ったはずの女、壬生さゆり。テレビ局を占拠し、高速道路を驀進し、ヘリを盗んで空を飛ぶ。全ては危篤の娘のため――。しかし、彼女を待っていたのは、あまりにも残酷な運命と、国家がひた隠す巨大な嘘だった。これは、鬼と化した母が、失われた魂の真実を求め、絶望の淵から再び立ち上がる、慟哭と再生の物語。
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