概要
数年後の外来診療は、こんな感じなのかもしれません。
地位も名誉もないけれど、地域で頑張っている佐藤医師と、少し世代の古くなった「鑑別診断用AI」である通称「カンちゃん」が、なんだかんだとやり取りしながら、時にやってくる「珍しい疾患」の患者さんにあたふたする物語です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!型落ち診断AIと関西弁の内科医が挑む、見逃せない外来
カルテ4までを拝読しました(プロローグを含めて5話分)。型落ちの診断AI「カンちゃん」と、関西弁でぼやく佐藤先生の掛け合いが軽妙で、小噺を頼まれて「砂糖を撒いた」話を返すカンちゃんには思わず笑いました。一方でカルテ1の血球貪食症候群の回は、紹介状に病名まで書いたのに届かなかった無念が、結末の返書で重く響きます。カルテ2ではAIの鑑別が佐藤先生の見立てより正しかったこと、カルテ3では「しんどいのはうつ病だから」という思い込みを先生自らが反省する姿が描かれ、人間とAIのどちらか一方だけを持ち上げない誠実さを感じました。病歴や身体所見が実際の診療に近い密度で書かれているので、医療ものが好きな方にじ…続きを読む