概要
人生とは、予想のつかない道を歩くもの。
『あなたをこの腕にひきよぢて』
https://kakuyomu.jp/works/16818792440492396063
後日談。
奈良時代。郷長の息子、伊留加(いるか)と、義理の妹、小古根(ここね)は、久方ぶりの再会をする。
おたがい、人生を積み重ねた大人として………。
※かきむだき……かき抱き、という意味。
https://kakuyomu.jp/works/16818792440492396063
後日談。
奈良時代。郷長の息子、伊留加(いるか)と、義理の妹、小古根(ここね)は、久方ぶりの再会をする。
おたがい、人生を積み重ねた大人として………。
※かきむだき……かき抱き、という意味。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!深い悲しみから立ち上がる再生の物語です!
この作品は、奈良時代を舞台に、波瀾万丈の人生を得て、どん底に突き落とされることになった男女が、三十余年の時を経て、再び巡り会う奇跡の物語を鮮やかに描き出しています。
夫を亡くし、息子を流刑にされ、愛も若さも美貌も、すべてを失った四十五歳の小古根(ここね)が故郷で再会したのは、かつて兄と慕っていた義理の兄、五十一歳の伊留加(いるか)でした。彼は蝦夷との戦で片腕を失い、妻を亡くし、故郷でひっそりと暮らしていました。
若かりし頃、秘めた想いを抱えながらも、時代の波に翻弄され小古根と離れることを選んだ伊留加。長い歳月を経て、もはや失うものなど何もないと悟った彼らが、再会した瞬間に爆発させる感情の…続きを読む