日常を繫ぎ止める端的な言葉

生きていればいろいろあるけれど、ここをこそ描写したいのだ、という作者様の意思が感じられます。
その目線はあたたかく、過不足なく言語化し、読者の明日にほのかな火を灯してくれます。
作中にあったカレーライスボール、というものを、私も食べてみたくなりました。