概要
探索者未満の掃除屋、神話級の剣を拾ってしまう。二本も。
西暦一九九九年、恐怖の大王は落ちて来なかったが、世界は異世界と融合し、地球上には魔法と異種族、そしてダンジョンが現れるようになった。人々は『世界融合』後の様々な大混乱を乗り越え、ダンジョン探索者がもたらす資源を利用して新たな日々を送るようになり――四半世紀が経過する。
人々はダンジョン探索配信を楽しむようになり、探索者は世界中で最も人気の職業になっていた。彼らはダンジョンへ潜り、様々な資源を社会へ還元し、ダンジョンを攻略することで『迷宮暴走』を抑えるという役割を果たしている。実力主義の探索者クランや、アイドル的人気のある女性クラン、無国籍に集まって世界中を渡り歩く探索者クランなどが活躍する……そんな社会の中、早坂透は地元ダンジョンの掃除屋をしていた。
迷宮適正ナシとされた者は探索者になれず、
人々はダンジョン探索配信を楽しむようになり、探索者は世界中で最も人気の職業になっていた。彼らはダンジョンへ潜り、様々な資源を社会へ還元し、ダンジョンを攻略することで『迷宮暴走』を抑えるという役割を果たしている。実力主義の探索者クランや、アイドル的人気のある女性クラン、無国籍に集まって世界中を渡り歩く探索者クランなどが活躍する……そんな社会の中、早坂透は地元ダンジョンの掃除屋をしていた。
迷宮適正ナシとされた者は探索者になれず、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!単純な主人公最強物ではない。読んで判断して欲しい。
自分は好きな作品。
心理描写が匠で、人間は単純ではなく、複雑な思考、思想があることを上手に表現できている。
人の考えを表現しようとすると、作者の思想を押し付けるような作品になってしまうことがあるが、いい塩梅で線引ができていると思う。
(考えを押し付けていたとしても、それを主人公のキャラクターに落とし込めている)
主人公最強としてバトル物かと思わせて、そこから人間関係のドラマが展開される。
人間関係を主軸にしていくと、鬱々とした展開になったり、主人公や適役がただのアホみたいになったりするが、陰陽のキャラクターでバランスよく展開されている。
勧善懲悪が好きな人や、バトル物で爽快感を得たい人に…続きを読む - ★★★ Excellent!!!金の斧、銀の斧どちらも拾ってしまった。望んでいないまま。
――もっとああすれば、なんてのは寝言だ。もっとああできないやつなんだっていう、それだけの話だ。俺も、おまえも、他のみんなも
作中より。
善人だから与えられたわけでも、努力してたから報われたわけでもない。望んですらいない。
ただ拾った。
聖剣と、おそらくは業深き妖刀を。
主人公のD級ダンジョン清掃員トールは決して善人ではない。けれど悪人でもない。選ばれし人間ではないものが一振りでもバランスブレイカーな伝説の剣を二本も拾ってしまうのは、ファンタジーの中でも偏ってファンタジーな設定。でもその理不尽は作中うまく消化されていました。
聖剣のヒロインティアに対して、主人公も妖刀を持っていることで…続きを読む