荒れた青春の海は厳しいけれど

 自称「大人」として、お答えしなければならないと思い筆を執りました。
 作者さんのみならず、若い人にこのレビューが届けばいいと思います。

 私も作者さんくらいの時、先の見えない漠然とした不安にぎゅっと押しつぶされそうだった記憶があります。

 大人になったら何が変わってしまうんだろう。
 どう振る舞えばいいんだろう。
 つまりどういうことなんだろう?

 
 今の私ならこう答えます。

「大人になるってことは大人として扱われることだよ」

 大人というのは、大人として扱われ、大人として対応を返せる人のことだと思います。

 だから作者さんが、高校生になって、「もうあなたたちも大人なんだから」と言われたということは、もう大人の入り口に立っているということです。まさに入り口。
 あとは、大人としての振る舞いを身につけるだけです。
 

 ……あれ?肝心の「大人」の定義がないじゃないか!
 そう思われた皆さん。

 そこは、皆さんが考えなければならない大きな問題ですので、私の答えを教えるわけにはいきません。


 皆さんはどんな大人になりたいですか。
 それを考えてください。

 そんな作者さんとみなさんへ、
 
 アンジェラ・アキの「手紙〜拝啓15の君へ〜」という曲を贈ります。

 私が15のころ、ずっと聞いていた曲です。