概要
無名の兵から始まった。――《才》を拾う少年の大河戦記。
人には、それぞれ《才》がある。
戦う才。
兵を率いる才。
物を運ぶ才。
城を築く才。
だが、そのすべてが正しく評価されているとは限らない。
小国レグナ王国の貧乏男爵家に生まれた三男、レオン・ベルナー。
昼寝を好み、面倒事を嫌う十六歳の少年には、一つだけ変わった力があった。
人が持つ特別な《才》を見抜く眼――《覇眼》。
ただし、見えるのは《才》の名前だけ。
その人間が善人なのか、信用できるのか、その才をどう使えばいいのかまでは分からない。
そんなレオンに、帝国との戦争へ兵を率いて出征する命令が下る。
そこで彼が見つけたのは――
兵を見捨てたと蔑まれる脱走兵。
荷物を運ぶだけの雇われ人。
上官を殴って軍を辞めた傭兵。
城など造ったこともない田舎の石工。
誰もが見過ごしてきた人
戦う才。
兵を率いる才。
物を運ぶ才。
城を築く才。
だが、そのすべてが正しく評価されているとは限らない。
小国レグナ王国の貧乏男爵家に生まれた三男、レオン・ベルナー。
昼寝を好み、面倒事を嫌う十六歳の少年には、一つだけ変わった力があった。
人が持つ特別な《才》を見抜く眼――《覇眼》。
ただし、見えるのは《才》の名前だけ。
その人間が善人なのか、信用できるのか、その才をどう使えばいいのかまでは分からない。
そんなレオンに、帝国との戦争へ兵を率いて出征する命令が下る。
そこで彼が見つけたのは――
兵を見捨てたと蔑まれる脱走兵。
荷物を運ぶだけの雇われ人。
上官を殴って軍を辞めた傭兵。
城など造ったこともない田舎の石工。
誰もが見過ごしてきた人