概要
「今度は誰も救わない」人のためでも国のためでもなく、自分の為に生きる
十年間、剣を振るい続けた。魔王を討ち、国境を守り、疫病の村を救い、気づけば「剣聖」と呼ばれるようになっていた。すべては、大切なものを二度と失わないため。すべては、この国と民のため。
だが、戦が終わり平和が訪れた途端、俺は用済みになった。
増えすぎた名声は王家にとって脅威となり、でっちあげられた謀反の罪を着せられ、かつて命を賭して守った民が見守る中、断頭台の露と消えた――はずだった。
目覚めた時、俺は十年前に戻っていた。まだ何者でもない、ただの傭兵だった頃に。
剣聖としての力と記憶はそのままに、俺は誓う。今度は、この国のために剣を振るわない。
王国が滅びようと、貴族どもが泣き喚こうと、知ったことか。俺はただ、自分自身のためだけに生きる。
これは、尽くし尽くして切り捨て
だが、戦が終わり平和が訪れた途端、俺は用済みになった。
増えすぎた名声は王家にとって脅威となり、でっちあげられた謀反の罪を着せられ、かつて命を賭して守った民が見守る中、断頭台の露と消えた――はずだった。
目覚めた時、俺は十年前に戻っていた。まだ何者でもない、ただの傭兵だった頃に。
剣聖としての力と記憶はそのままに、俺は誓う。今度は、この国のために剣を振るわない。
王国が滅びようと、貴族どもが泣き喚こうと、知ったことか。俺はただ、自分自身のためだけに生きる。
これは、尽くし尽くして切り捨て
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