概要
英雄ではなく、ギルドを追った。――新興潜航ギルド、密着365日。
ダンジョンは、冒険の舞台ではない。
鉱石、薬草、魔術触媒、燃料、建材――。
人々の生活を支える資源が採掘される、巨大な「産業」だ。
そして、そこには働く者達がいる。
魔物と戦う前衛。
魔法を放つ後衛。
傷を治す治療班。
物資を運ぶ補給班。
未知の資源を探す採取班。
装備を支える職人。
遠征費と利益を計算する経理。
彼らを束ねるのが、潜航ギルド。
我々が一年間密着するのは、創立三年目、所属六十名の新興潜航ギルド《リレントレス・ウルフ》。
彼らには、三年間追い続けている場所がある。
既存の攻略路から外れた未調査領域――《東部空白域》。
一年目、届かなかった。
二年目も、届かなかった。
そして三年目。
新人が入り。
金が動き。
人が潜り。
怪我人が出る。
発見一つで、会社の未来
鉱石、薬草、魔術触媒、燃料、建材――。
人々の生活を支える資源が採掘される、巨大な「産業」だ。
そして、そこには働く者達がいる。
魔物と戦う前衛。
魔法を放つ後衛。
傷を治す治療班。
物資を運ぶ補給班。
未知の資源を探す採取班。
装備を支える職人。
遠征費と利益を計算する経理。
彼らを束ねるのが、潜航ギルド。
我々が一年間密着するのは、創立三年目、所属六十名の新興潜航ギルド《リレントレス・ウルフ》。
彼らには、三年間追い続けている場所がある。
既存の攻略路から外れた未調査領域――《東部空白域》。
一年目、届かなかった。
二年目も、届かなかった。
そして三年目。
新人が入り。
金が動き。
人が潜り。
怪我人が出る。
発見一つで、会社の未来
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!剣を振る人だけが、ダンジョンを支えているわけじゃない
最初は独特な文体に少し驚くかもしれません。
短い文章が続き、場面ごとに記録映像のように切り替わっていくので、普通の異世界ファンタジー小説とはかなり読み味が違います。
でも、読み進めると、この文体だからこそ合っている作品だと分かってきます。
これは「主人公が無双する冒険譚」というより、潜航ギルドという組織を追ったドキュメンタリーのような物語です。
誰が、どこで、何を確認したのか。
何を運び、何を失い、どこで撤退を判断したのか。
その一つ一つが淡々と記録されていくことで、逆に現場の緊張感や重みが出ています。
派手な美文で盛り上げる作品ではありません。
けれど、荷物の重さ、予算の重さ、判断の…続きを読む