概要
今日よりもちょっとだけマシな明日のために
ただの一つも不自由のない、完璧な自由があったとして、それは確かな重みを持てるのだろうか。
「元の自分は、もういない——今の俺はれっきとした、ただの冒険者だ」
過去を捨て、辺境の鉱山街ファルメルに流れ着いた、銀等級女冒険者アリア・ロアン。
静かに依頼をこなして金を稼ごうと思っていた彼女に押し付けられたのは、ギルドきっての厄介者の同行依頼だった。
曰く、飯だけ食って一言も喋らないコミュ障野郎。
その挙句、味方ごと吹き飛ばす規格外の魔法を放つという問題児。
渋々引き受けた鉱山洞窟の調査は、見たことのない変異体との死闘へと変わり——。
やっと一息つけると思ったら、今度は空から少女が降ってきて……?
神業弓使いキザ男に呪われ体質の女に……。
気がつくと周りには、どこか欠け、ズレた厄介者ば
「元の自分は、もういない——今の俺はれっきとした、ただの冒険者だ」
過去を捨て、辺境の鉱山街ファルメルに流れ着いた、銀等級女冒険者アリア・ロアン。
静かに依頼をこなして金を稼ごうと思っていた彼女に押し付けられたのは、ギルドきっての厄介者の同行依頼だった。
曰く、飯だけ食って一言も喋らないコミュ障野郎。
その挙句、味方ごと吹き飛ばす規格外の魔法を放つという問題児。
渋々引き受けた鉱山洞窟の調査は、見たことのない変異体との死闘へと変わり——。
やっと一息つけると思ったら、今度は空から少女が降ってきて……?
神業弓使いキザ男に呪われ体質の女に……。
気がつくと周りには、どこか欠け、ズレた厄介者ば
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!派手な英雄譚ではなく、しんどい一日を乗り越えていくための光
アリアの一人称が、この作品のエンジン。悪態、舌打ち、損得勘定、そして意地とか、そういうものが一人称の地の文にぎっしり詰まっています。読んでいる間ずっと彼女の体温がすぐそこにあるような錯覚にもなるのですが、こういう小説でよく感じるうるささはない。おそらく綿密に練られたアリアの魅力、賢さやどうしようもない人の良さ、人間としてのあり方が、丁寧に重ねて描かれているからだと感じます。ガロードも面白い。ありがちなただの無口キャラじゃない。アリアのツッコミが冴えてるところは笑いました。
「今日よりもちょっとだけマシな明日のために」というコピーが、読み終えてじんわりと沁みてきます。