概要
王宮の庭を剪定する――それだけが俺の仕事だ
王妃の弟であるオリブレスは、伯爵という地位にありながら、本来の仕事を放り出して趣味の庭いじりに精を出していた。
その様子に不満を持つ、王女ハルフィリアは、彼に本来の仕事をすべきだと言い続けるが――。
しかし平和なユーベル王国で、ハルフィリアはある陰謀に巻き込まれていく。
それは、オリブレスらの過去の因縁にもかかわりがあり――。
オリブレスは、『庭木』を適切に処理すべく、動き出した。
その様子に不満を持つ、王女ハルフィリアは、彼に本来の仕事をすべきだと言い続けるが――。
しかし平和なユーベル王国で、ハルフィリアはある陰謀に巻き込まれていく。
それは、オリブレスらの過去の因縁にもかかわりがあり――。
オリブレスは、『庭木』を適切に処理すべく、動き出した。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!昼行灯の伯爵が見せる、悪、即、斬。雑草は即、摘み取る。これ庭師の責務也
「王宮の庭師」を名乗る伯爵――その正体、気になりませんか?
序盤からニヤニヤが止まりませんでした。
主人公は仕事もせずに庭木を剪定してばかりの、ぐうたら伯爵。姪のような立場のハルフィリア王女に叱られてばかりの、情けない義叔父上……のはずなんです。
けど。
けどですね、この人。実はとんでもない人だった。
たった九話。なのに、この密度は何なんでしょう。十年前の因縁、王家の内情、陰謀の全容――そのどれもが伏線として丁寧に、本当に丁寧に張り巡らされていて。読み終えた後、「ああ、全てここに繋がってたのか」って唸らされました。世界観、めちゃくちゃ重厚です。
そして。
この作品、年の差の醍醐…続きを読む