概要
過去をふと振り返ってしまうことがある。
過去をふと振り返ってしまうことがある。これは高校一年生のときに書いた実話です。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!失恋を描いている体裁で「記憶から逃れられない人間」を描いている散文
失恋を描いている体裁だが「記憶から逃れられない人間」を描いている散文だと感じた。
恋愛そのものよりも忘れたいのに忘れられない心理の反復が主題のような気がした。高校生らしい率直さが伝わってくる。
特に印象に残ったのが
>あのロマンチックを中学最後の年に経験したことは僕の宝であり負債である。
という一文。
「宝」と「負債」を並べることで、幸せだった思い出が同時に人生の重荷にもなっているという矛盾を、短い言葉で表現している。この作品全体を象徴する一節だと思った。
この作品には飾ろうとしない誠実さがある。
忘却を望みながら、その思い出だけは「宝」と認めてしまう。その自己矛盾を真正面から…続きを読む