概要
僕には、本当は何も聴こえていなかった。
柴田 恭太朗様ご主催の自主企画【三題噺 #156】「海」「声」「予兆」参加作品です。
『俺にはわかる』https://kakuyomu.jp/works/2912051602306319429/episodes/2912051602307271126
の続編になりますが、本作単独でもお読みになれます。
『俺にはわかる』https://kakuyomu.jp/works/2912051602306319429/episodes/2912051602307271126
の続編になりますが、本作単独でもお読みになれます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!新たな思考実験たり得る。
最後まで読んでみて、
これは、なんというか……ネタバレの先の結論について、誰かと話し合いたくなるタイプの物語だと思った。
つまり……これくらいだったらネタバレにならんのか……
「主人公の『アレ』は本当に『アレ』してたのか」
これじゃあ意味がわからんな。
主人公は、オカルトを題材にyoutube業界で配信している人間。
この間、幼馴染が失踪した。
彼は、父の死を予見した、競馬とデイトレーダーで儲けるいわゆる、「わかる」やつ。
……今の主人公の輪郭を作り出した張本人だ。
彼の死のあと、主人公にも関係のないはずの自室でなぜか波の音が聞こえるようになり……?
* * …続きを読む - ★★★ Excellent!!!持たざるものが持つ振りをする。やはりそれは、悲劇を呼ぶものだったのか
因果応報というか、「分相応」を踏み越えてしまったペナルティというか。
主人公のキケル。彼は「聞こえないものが聞こえる」という特殊能力があるという形で動画配信者として人気を得ようとしていた。
そして本物の予知能力者の「ワカル」が謎の失踪をしたことをダシにして注目を得ようとするが……。
その後、彼の身に起きた出来事。
ワカルの失踪事件というもの自体が、不用意に手を出していいものではなかったのかもしれない。
オカルト系のユーチューバーというのは、「自分からのこのこと危険な場所に踏み入って酷い目に遭うために生まれてきた人種」と解釈してもいいのかもしれない。
キケルは一体どんな…続きを読む