概要
夢に酔えたらどんなに楽か
「S-17はさ、自由になりたい?」
金髪の少女が同じ檻にいる黒髪の少女にそう問いかける。
「自由ってなに?」
黒髪の少女は首を傾げて問い返した。
「そっかぁ…ずっと施設にいるから知らないんだね。じゃぁ、約束。もし、ここを出られてら自由になろう。誰かの指示に従うんじゃなくて、自分の意思で生きようよ。」
「姉さんがそう言うなら…」
✽✽✽
煙が立ちこめる廊下で金髪の少女は目を閉じる。せめて最期は安らかに眠りたいという一心で。
「S-17……、貴女のためなら私は――」
金髪の少女は炎に飲まれながら妹に誓う。その誓いは誰にも聞かれることなく、炎にかき消された。
✽✽✽
燃え盛る施設を森の木の上から呆然と見るのは銀髪の少女だ。微笑もうとして失敗したような顔はとても不気
金髪の少女が同じ檻にいる黒髪の少女にそう問いかける。
「自由ってなに?」
黒髪の少女は首を傾げて問い返した。
「そっかぁ…ずっと施設にいるから知らないんだね。じゃぁ、約束。もし、ここを出られてら自由になろう。誰かの指示に従うんじゃなくて、自分の意思で生きようよ。」
「姉さんがそう言うなら…」
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煙が立ちこめる廊下で金髪の少女は目を閉じる。せめて最期は安らかに眠りたいという一心で。
「S-17……、貴女のためなら私は――」
金髪の少女は炎に飲まれながら妹に誓う。その誓いは誰にも聞かれることなく、炎にかき消された。
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燃え盛る施設を森の木の上から呆然と見るのは銀髪の少女だ。微笑もうとして失敗したような顔はとても不気
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