概要
全ては、善意と優しさ――純粋な心から始まった
「ようこそ僕らの世界へ!?僕らの願いを叶えてくれるのならば、僕らはアナタを歓迎いたしましょう」
まるで、舞台の幕開けのように、彼は声を張り上げた。
ごくごく普通の女子高生の鈴木アカリが目覚めた先は、見知らぬ異世界。
「おや、お目覚めですか?」
そこにいたのは、アカリのクラスにやってきたばかりの転校生――羽月シロウだった。
シロウは告げる。
アカリは"僕らの世界"を救う救世主――灯シ人であると。
世界を一緒に旅して、目的の神殿でこの世界の平和を心から願ってほしいのだと――
そのあまりにも簡単な"お願い"にアカリは――
「……やって、みます」
制服の襟元を、握りしめた。
これは――それぞれの善意と優しさから生まれた、歪んだ世界の物語。
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