ただの陰キャでコミュ症、現代では【チー牛】と笑われていた主人公が、異世界では六本の“黒い影の腕”を持つ規格外の存在として恐れられる。
オーガを引き裂き、敵の死体で遊び始める影の腕――
しかし褒められると犬みたいに喜ぶというギャップが最高に愛らしい。
その異様な能力ゆえに、周囲は勝手に勘違いし、主人公は“恐るべき呪詛術師”“伝説の英雄”として崇められ、国王陛下まで頭を下げる事態に発展する。
美少女メイドに慕われる展開も、陰キャの戸惑いがコミカルで魅力的。
勘違いと暴走する影の腕に振り回される日常がテンポよく描かれ、“陰キャなのに最強扱いされる”という王道の楽しさを存分に味わえる一作。