概要
俺は間違っていない。消えたのは、俺を否定した塵のほうだ。
俺は、ただの人間じゃない。
この左眼には、世界の理を書き換える力がある。
俺を見下した塵から、順番に消えていく。
やはり俺は、選ばれた執行者だったのだ。
――だが。消えたはずの席から声がする。
俺の名を呼ぶ。
俺の肩に触れる。
こんなに晴れているのに、教室は寒い。
気づいてしまった。
俺の力は、誰かに吸い取られている。
このままでは、最後に空になるのは俺だ。
搾り取られる前に断つ。奪い返す。
ただ、それだけだ。
よく晴れた昼日中の、満員の教室で。
――あなたはきっと、最後まで俺が正しかったと、認めないのだろうけれど。
この左眼には、世界の理を書き換える力がある。
俺を見下した塵から、順番に消えていく。
やはり俺は、選ばれた執行者だったのだ。
――だが。消えたはずの席から声がする。
俺の名を呼ぶ。
俺の肩に触れる。
こんなに晴れているのに、教室は寒い。
気づいてしまった。
俺の力は、誰かに吸い取られている。
このままでは、最後に空になるのは俺だ。
搾り取られる前に断つ。奪い返す。
ただ、それだけだ。
よく晴れた昼日中の、満員の教室で。
――あなたはきっと、最後まで俺が正しかったと、認めないのだろうけれど。