概要
七つの星が揃うとき、バビロンは再び世界の中心となる
時代は、ローマ帝国が地中海世界のほぼ全域を支配していた二世紀後半。
帝国の東方では、パルティアとの戦争が続いていた。しかし、国境のさらに向こうから奇妙な報告が届き始める。
砂漠を進んだローマ軍団が、一夜で消滅した。東方属州の都市では、住民が同じ日に同じ夢を見た。
古代バビロンの遺跡には、存在しないはずの青い城壁が出現した。
そしてローマへ運ばれた粘土板には、こう刻まれていた。
「七つの星が揃うとき、バビロンは再び世界の中心となる」
滅亡したはずの国バビロニアが、再び動き始めていた。
帝国の東方では、パルティアとの戦争が続いていた。しかし、国境のさらに向こうから奇妙な報告が届き始める。
砂漠を進んだローマ軍団が、一夜で消滅した。東方属州の都市では、住民が同じ日に同じ夢を見た。
古代バビロンの遺跡には、存在しないはずの青い城壁が出現した。
そしてローマへ運ばれた粘土板には、こう刻まれていた。
「七つの星が揃うとき、バビロンは再び世界の中心となる」
滅亡したはずの国バビロニアが、再び動き始めていた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!蜃気楼のようなバビロンに魅せられて
歴史小説だと思って読み始めたら、神話、SF、哲学が砂漠の蜃気楼みたいに重なり合っていて、気づけば夢中でページをめくっていました。ローマ帝国とバビロンという壮大な題材なのに、難しさよりも「この先を知りたい」という気持ちがどんどん大きくなる作品です。
特に私が惹かれたのはナディアです。神秘的な雰囲気だけではなく、使命と迷いを胸に抱えながら前へ進もうとする姿がとても人間らしく映りました。アントニウスとのやり取りも絶妙で、言葉にしきれない距離感が作品全体に温度を与えているように感じます。
歴史好きも神話好きも、そして「謎が謎を呼ぶ冒険」が好きな方にもおすすめしたい作品です。読み終えたあとに…続きを読む