傷みがなければ詩の方からやってこない。そんなときがあると思います。痛くて汚いものの中から生まれてくる言葉だけが手応えになることがあると思います。いつもそれでは疲れてしまうけれど。白くてあきらかなものを見上げることと、痛む傷口とを見下ろすこととを同時にしている私たちがいます。私という読者は、そんなふうに読みました。
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