概要
<――待ってる>。同じ夜、同じ花火。けれど二人は、違う雨を見ていた。
花火大会の夜。
雨で中止になった地元の河川敷で、ひとり東屋に向かう彼女。
晴れた街で、会社の同期たちと花火を待つ彼。
遠距離恋愛の二人を繋ぐのは、短いメッセージと一本の電話だけ。
同じ夜、同じ空の下にいるはずなのに、聞こえてくる音も、見えている景色も、少しずつずれていく。
待つことの意味が揺らぎはじめる彼女の夜「雨花」。
間に合うと信じて未来を思い描く彼の夜「花雨」。
ひとつの夏の夜を、ふたつの視点から描く連作短編。
雨で中止になった地元の河川敷で、ひとり東屋に向かう彼女。
晴れた街で、会社の同期たちと花火を待つ彼。
遠距離恋愛の二人を繋ぐのは、短いメッセージと一本の電話だけ。
同じ夜、同じ空の下にいるはずなのに、聞こえてくる音も、見えている景色も、少しずつずれていく。
待つことの意味が揺らぎはじめる彼女の夜「雨花」。
間に合うと信じて未来を思い描く彼の夜「花雨」。
ひとつの夏の夜を、ふたつの視点から描く連作短編。
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