特異な瞳のせいで、実の家族、ひいては使用人からも『無能の異形』と蔑まれ、使用人以下の辛い日々を送る日向さん。
ある日、日向さんは父親から、双子の妹と『嫁ぎ先の交換』を言い渡されてしまいます。
新しい嫁ぎ先は上月家。
由緒正しい旧家ではあるものの、当主は厄という呪いに憑かれて病床に伏し、今ではすっかり落ちぶれて経済状態も厳しく。
しかも、冷酷な人との噂……
異形と呼ばれ、傷つきながら生きてきた日向さんと、厄に苦しめられてきた怜弥様。
政略結婚という『冷たい結婚』から始まった二人。
ですが、少しずつ心を通わせて、そして——
冷遇から溺愛へ♡
(*´Д`*) 『べた惚れですかっ!』ってくらい、日向さんを甘やかす怜弥様。
甘やかされるたびに、『ひう』と声を上げる日向さんの姿がとっても可愛いです♪
大正浪漫の美しい世界観と、異能や鬼、狐といった和風ファンタジー、そして甘々な恋がお好きな方に、ぜひ読んでいただきたい作品です✨
虐げられてきた日向さんが、ただ救われるだけではなく、自分の中に眠っていた「福」を少しずつ知っていく物語なのが、とても素敵だと思いました。
呪いを背負う怜弥様と、穢れと呼ばれた日向さん。傷ついた者同士なのに、互いを欠けた器としてではなく、光を映す存在として見つけていくところに胸を打たれます。大正浪漫の街並み、狐の神秘、鬼や厄の不穏さがありながら、中心にあるのは小さな食事や名前を呼ぶこと、手を取ることの温かさなんですね。幸せとは大事件ではなく、「ここにいていい」と思える瞬間の積み重ねなのかもしれない……と感じました。
呪いとは何か、穢れとは誰が決めるのか。そんな問いもありつつ、甘くて優しい夫婦の距離感に癒やされます。切ない和風ラブファンタジーが好きな方に、そっとおすすめしたい作品です。
家では家族から虐げられてきた日向は、使用人からも冷遇され、妹と嫁ぎ先を交換されます。新たな嫁ぎ先は、評判の悪い上月家でした。
嫁いだ先では夫である怜弥からの扱いも当初はひどいものでした。日向は、病で苦しむ怜弥を介抱したり、好きな食べ物を把握したりして夫との関係改善に努めます。日向の頑張りには、応援したい気持ちがわいてきました!怜弥の方も自分の傷痕を日向が怖がらないと知ると、徐々に態度が軟化していきます。徐々に二人の関係が縮まっていくと応援したくなりますね!
日向は猫の怪異と関係があるようで色々と猫っぽい特徴が出てくるのはかわいらしいと思いました!おススメです!!
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名家に生まれながら「穢れ」と蔑まれてきた日向と、厄に呪われた美麗な狐男。
傷だらけの二人が寄り添い、少しずつ心を取り戻していく過程が胸に迫ります。
福を招く猫娘の異能と、呪いを背負った男の孤独が重なり、帝都の闇に立ち向かう展開は和風ファンタジーの醍醐味そのもの。
大正浪漫の香り漂う帝都での甘いデエトは、読者の心まで溶かしてしまうほど幸福感に満ちています。
私もメロメロキュンキュンでした。
異形と呪い、家の因習、帝都の闇……。
そのすべてを越えて結ばれていく二人の恋は、切なくて美しくて、強い。
和風異能×大正浪漫×濃厚な恋物語として、非常に魅力的な一作です。
是非ご覧ください。
【レビューコンテスト応募】
特異な瞳ゆえに蔑まれ、妹の代わりに旧家へ嫁がされる日向の境遇は痛ましいのに、彼女が持つ“厄を祓い福を招く”異能が物語に静かな光を落とす。
心が壊れかけた二人が出会い、互いの傷にそっと触れながら距離を縮めていく過程は、和風幻想譚らしい柔らかな余韻を帯びている。
帝都の闇に潜む鬼憑きの当主との対峙は緊張感があり、日向の力が真価を発揮する場面は胸が熱くなる。
厄が晴れた後に訪れる大正浪漫の街での甘いデエトは、これまでの痛みをそっと包み込むような幸福感に満ちている。
福を招く猫娘と呪われた狐男が寄り添い、互いの孤独を溶かしていく恋物語が、しっとりと心に残る。
実の家族から「異形の瞳」「無能」と蔑まれ、使用人以下の扱いを受けてきた主人公・日向。
双子の妹の代わりに嫁がされたのは、病魔と呪いに侵され、恐ろしい容姿と冷酷さで噂される上月家(こうづきけ)の当主・怜弥(れいや)だった。
自分の命にも心にも価値を見出せず、ただ人形のように生きる日向。しかし、過酷な宿命を背負う怜弥の優しさと苦悩、そして温かな老婦人・ギンコとの触れ合いの中で、一滴ずつ氷が溶けるように彼女の感情が芽生えていきます。
お互いに傷を抱えた二人が、食事や静かな日々を重ねる中で少しずつ心を通わせていく過程が丁寧に描かれており、読者の胸を強く締め付けます。
和風ファンタジーの切なさと甘さ、そして不器用な二人のすれ違いと救いの物語を求める方に、ぜひ手に取っていただきたい一作です!
ぜひ、ご一読を!
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