概要
姉の遺した太鼓ひとつで、世界そのものを敵に回した。
――お前らの計画通りに、姉さんの頬の油まで
"許容誤差"にされてたまるか。
魔道都市ポトスが、ヴァンドール帝国の飛行戦艦に焼かれた朝。
機工見習い(ワッツ)の少年ロビンは、たった一人の家族である姉ミリアムを、
瓦礫の向こうに失った。
姉が最後に手のひらへ握らせたのは、二人で組み上げた小さな"風の太鼓"と、
「もし、いつか、あたしが何にも言えなくなった時――
この風の太鼓が、あたしの代わりに、色々教えてくれる」
という、意味不明の一言だった。
――だがその夜、太鼓は姉の血に呼応するように、青白く脈打ちはじめる。
復讐を誓い、つぎはぎの飛行艇で帝国戦艦に一矢報いた少年は、
禁忌の"ダークフォースの海"に堕ちる。
そこで彼を迎えたのは、マスクなしで笑う白銀の少女テティスと、
人を喰らう
"許容誤差"にされてたまるか。
魔道都市ポトスが、ヴァンドール帝国の飛行戦艦に焼かれた朝。
機工見習い(ワッツ)の少年ロビンは、たった一人の家族である姉ミリアムを、
瓦礫の向こうに失った。
姉が最後に手のひらへ握らせたのは、二人で組み上げた小さな"風の太鼓"と、
「もし、いつか、あたしが何にも言えなくなった時――
この風の太鼓が、あたしの代わりに、色々教えてくれる」
という、意味不明の一言だった。
――だがその夜、太鼓は姉の血に呼応するように、青白く脈打ちはじめる。
復讐を誓い、つぎはぎの飛行艇で帝国戦艦に一矢報いた少年は、
禁忌の"ダークフォースの海"に堕ちる。
そこで彼を迎えたのは、マスクなしで笑う白銀の少女テティスと、
人を喰らう
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