概要
古い神に日和った信長を討ち、すべてを失った光秀は満洲で新たなる竜となる
「古い神」の前に跪き、二重権威の温床を残そうとした織田信長。その日和見に絶望した明智光秀は、真の絶対的支配者(竜)による唯一無二の秩序を創るべく、本能寺の変を起こした。しかし山崎の戦いに敗れ、全てを失い手負いとなった光秀は、忠臣・進藤庄兵衛の壮絶な身代わりによって社会的に抹殺され、名なき「死人」として生き延びる。 日の本の呪われた因習に絶望した光秀は、若き野生の兄妹・弦と蛍、そして国家の法を恐れぬ密貿易商・橘屋惣右衛門らの協力を得て、昏い北の海から遙かなる大陸へと脱出する。 たどり着いたのは、極寒と大密林が広がる満洲の地。そこで光秀は、僅か十三領の甲冑を率いて巨万の敵に立ち向かわんとする若き天才英雄・ヌルハチと出会う。日の本で竜になれなかった男は、この地で「新たなる竜」を昇らせるべく、戦
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?