概要
化かし騙して殺し合う、静かな狂気
妖怪と呼ばれる者が存在し、殺される日本で、
白爪三葉は妖怪の姉と静かに生きていた。
だが、妖怪だとバレ、三葉の前で姉が殺された日、
その日を境にすべてが壊れた。
死、嘘、そしてもう一人の姉と、蒼い影。
これは、壊れた日常の中で、妖を生かそうとする物語。
そして、妖怪を殺す現状に不満を持ったものが集っていく物語。
白爪三葉は妖怪の姉と静かに生きていた。
だが、妖怪だとバレ、三葉の前で姉が殺された日、
その日を境にすべてが壊れた。
死、嘘、そしてもう一人の姉と、蒼い影。
これは、壊れた日常の中で、妖を生かそうとする物語。
そして、妖怪を殺す現状に不満を持ったものが集っていく物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰かを欺くその手で、誰かの命を守る。嘘と出会いが紡ぐ、妖たちの希望物語
皆様は、「嘘をつくこと」と聞いて、どんな印象を抱きますか?
誰かを騙すこと。真実を隠すこと。
決して褒められた行為ではないかもしれません。
けれど、もし真実を知られることが、命を奪われる理由になってしまう世界だったら――?
この物語の主人公、白爪三葉はマジックが大好きな少年。
人を驚かせ、からかい、相手の予想を裏切ることを楽しむ、なんとも愉快な人物です。
ところが、ある日を境に、彼の日常は無残にも壊されてしまいます。
妖怪というだけで命を狙われる世界。
そこで三葉が選んだ道とは……。
私が特に惹かれたのは、三葉の持つ「人を欺く技術」が、誰かを生かすための可能性へとつながっていく…続きを読む - ★★★ Excellent!!!姉が死んだ。その日から、日常は静かに壊れていく。
妖怪と人間が存在する世界で、姉の死をきっかけに主人公の日常が崩れていく物語。
派手な展開で一気に押してくるというより、ひとつひとつの出来事が積み重なることで、「この世界、何かがおかしい」という不穏さがじわじわ広がっていく作品です。
特に印象に残るのが、姉の死から始まる謎。
死んだはずの姉、残されたもの、そして妖怪たちの存在。
何を信じればいいのか分からなくなっていく感覚が、この作品の大きな魅力だと思います。
また、単なる妖怪退治ものではなく、「誰が味方なのか」「誰が嘘をついているのか」という人間関係そのものが緊張感につながっているのも面白い。
タイトルにある「妖の味方」という言葉も、読み進め…続きを読む