オッドアイゆえに軍でも孤立する海軍の青年と、異形の姿ゆえに囚われた四つ腕の少年。過酷な運命に翻弄される「異端」の2人が、暗い船底で静かに心を通わせる描写が非常にエモーショナルで、切なくも美しい愛の物語の始まりを予感させます。青年のくすんだ眼差しや寡黙なキャラクターには、深い孤独と人生の諦めが滲み出ており、非常に感情移入しやすい主人公です。
もっと見る