概要
猶予は300秒。死体からデータを消去し、チップを剥ぎ取れ。
彼女の生業は、裏社会の『お片付け』。
防犯カメラが再起動するまでのわずかな制限時間内に、企業エージェントの遺体から違法データを消去し、金目のパーツを剥ぎ取る。 それが、死んだ父親(GHOST)が遺した唯一の生存ルール(檻)だった。
防犯カメラが再起動するまでのわずかな制限時間内に、企業エージェントの遺体から違法データを消去し、金目のパーツを剥ぎ取る。 それが、死んだ父親(GHOST)が遺した唯一の生存ルール(檻)だった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一話で世界に引きずり込むサイバーパンク
冒頭の一文から息をのんだ。死体の脳内データを消去し、チップを解体する作業を淡々とこなしながらも、父親のコードネームをゲームのハイスコアに刻む主人公ナユ。その行動の隙間から、ちゃんと彼女の人間性がにじみ出ている。
スモッグで空が見えないはずのディストピア都市に、「青い空」のデータが混入するという謎の提示も絶妙で、一話だけで続きを読まずにいられなくなる。世界観の設定と少女の生き様がテンポよく絡み合い、サイバーパンクとしての完成度が高い。家賃のために義眼の男たちとハッキングで渡り合う場面はアドレナリン全開で、この作品ならではの疾走感がある。